エアコン・セルフクリーニング
エアコン・セルフクリーニングのキッカケ
最近部屋のエアコンから出て来る風の匂いが臭いなーと思ってはいたのですが、なかなか掃除をする時間が無いというか、気が進まないというか(言い訳なんですが…。)長い連休になりましたので、重たい腰を上げて自分でクリーニングしました。
家には2台エアコンがありますので、2日に分けて1日1台ずつ掃除する事にしました。
一番最初にエアコンが臭いと思った時は、もう我慢出来ない位の異臭がして、エアコンをつけていられないほどでした。
この時は業者に頼んでやって貰いましたが、結構時間が掛かるのと費用が【10,000円】ほど掛かるという事、2台ともやると【20,000円】になってしまうという事で、節約の為もあり自分でやる事にしました。
セルフクリーニングを始めたのは4年ほど前からなので、今回が初めてではないのでなんとなく流れは覚えているので最初の頃よりはスムーズに出来たと思います。
エアコン洗浄スプレー防カビ+(フィン用)
エアコン上部にあるフィン部分のクリーニングには、いつもの行きつけのスギ薬局で購入したアース製薬株式会社の「エアコン洗浄スプレー防カビ+」を使っています。
自動お掃除機能付きのエアコンにも使えるの特徴です。フィン部分にスプレーするだけなので簡単です。
緑茶ポリフェノールと除菌剤を配合しているフィン用クリーナーです。1台に1本使用です。
今回は前回セットで購入した物が1本余っていたので、これを使いました。
※エアコン送風ファンクリーナーとフィン用クリーナーは違う物なので注意!(エアコンの上部がフィンで下部がファンです)
エアコン送風ファンクリーナー(ファン用)
私がいつも使っているエアコン送風ファン用のクリーナーは、ショーワ株式会社の「ショーワくうきれい」ムースとリンスに分かれている2本セットの物で、2本で1台分なのですが2台分必要なので、この2本セットがもう1セット付いている計4本で売られている物を探してamazonでd払いで購入しました。
養生シートも2台分付いている物で【4,430円】でしたが、amazonポイント【32P】使って【4,398円】で購入しました。
※エアコン送風ファンクリーナーとフィン用クリーナーは違う物なので注意!(エアコンの上部がフィンで下部がファンです)
養生シート
養生シートには上部に両面テープが、中央(長い)に1カ所と両端に(短い)2カ所、計3カ所に分かれて貼られています。
これを剥がして壁とエアコンの両サイドに貼りつけます。以外とこの両面テープの粘着が強力なので、袋が重たくなってもなかなか剥がれないので安心して作業出来ます。
以前はゴミ袋を使ってやってたのですが、横幅のサイズが合わない為(短かった)、2枚ガムテープで貼り付けてやっていましたが、とてもやりずらかったです。
この養生シートを使ってからは、作業がスムーズになりそれ以来これを使うようになりました。
セルフクリーニングの準備
洗浄液は危険なので目に入らないようにがかかってもいいように保護メガネを装着します。
皮膚にも良くないのでビニール手袋を装着します。
洗浄液の匂いも直接吸ってしまうと良くないのでマスクを装着します。
洗浄液は臭いので、窓を開けて換気をします。
エアコンの下部分にはビニールシートや新聞紙などを敷いておきます。洗浄液が養生シートの外から垂れた場合の事を考えて、あらかじめ敷いておきます。
セルフクリーニング(フィン部分)
①クリーニングする前には危険なので、必ずコンセントを抜かないといけません。(ショート・火災の原因になります)
②エアコンのルーバーの上のメインカバーを開け、リモコンの受光部にアルミホイルなどで洗浄液が掛からないように保護します。
③フィルターを取り外します。(フィルターは待ち時間の間に、お風呂場等で水洗いして自然乾燥させます)
※エアコン電装部やセンサー・電子基板・スイッチ・モーター部等に噴射液が掛からないように保護しないと故障や火災の原因になるので要注意です。
④スプレー缶のノズル上部にある爪を折り取ります。
⑤スプレーを5回~6回強く振ります。
⑥フィンから5㎝程離れた位置からフィンの向きに沿ってスプレーします。(家のエアコンのフィンは縦型なので、上下にスプレーしました)1本全部無くなるまで使い切ります。(ガスが全部抜けるまで)
⑦約10分間放置したら終了です。洗浄水はホースを通って屋外へ放出されるので、ほったらかしでいいです。(フィルターは乾いたら取り付けます)
セルフクリーニング(ファン部分)
①クリーニングする前には危険なので、必ずコンセントを抜かないといけません。(ショート・火災の原因になります)
②養生シートを貼りつける。
③エアコンのルーバーを手で開け、リモコンの受光部にアルミホイルなどで洗浄液がかからないように保護します。
④ムース(STEP1)にノズルを取り付け、よく振ります。
⑤ルーバーから上向きにノズルを差し込み、ファンの中に先端を入れ、ボタンを押して4秒~5秒スプレーします。
⑥ノズルを差し込む位置を変えながら、全体的に泡で埋め尽くすように1缶使い切ってスプレーします。(ガスが全部抜けるまで)
⑦ノズルの先端でファンを押しながら5回転~6回転させ、20分~30分放置します。
⑧リンス(STEP2)にノズルを取り付けます。(※リンスは振らないで使用してください)
⑨ムースの時と同じ要領で、泡を洗い流す様に1缶使い切ってスプレーし、5分程放置します。(ガスが全部抜けるまで)
⑩コンセントを差し込んで電源を入れ、吹き出し口にタオル等を当て、10秒程送風をかけます。
⑪電源を切り、アルミホイルと養生シートを取り外します。その後少し洗浄液が垂れてきますので、ティッシュペーパーなどで拭き取って下さい。
⑫薬剤臭があるので、約1時間自然乾燥して終了です。
ムース使用後
中央部分がかなり垂れさがってしまったので、ガムテープで1カ所だけ止めてみました。
ムース(STEP1)をスプレーして30分放置している状態です。まだ泡が袋の中まで垂れていません。
リンス使用後
リンス(STEP2)をして5分放置した状態です。カビやホコリ・汚れが袋の中に出て来ました。
前回セルフクリーニングした時はとても汚かったのですが、今回は綺麗な方でした。
汚れがひどい時は霧吹きなどで水道水を使って洗い流します。
※大量に水が袋に貯まった場合は、袋ごと落下する可能性があるので要注意です。
まとめ
お陰様でセルフクリーニング後2台ともに異臭がなくなり、とても快適になりました。
フィンの方は、市販のエアコン洗浄スプレーを買って来て、フィンに直接スプレーして10分放置して終わりなので、ファンより簡単です。
実は去年はサボってしまいほったらかしだったので、いざエアコンを使った時に臭くてどーしよう?って思っていたので、今回セルフクリーニングして綺麗になったので気分もスッキリしました。
1台セルフクリーニングするのに準備からかたずけまで半日位掛かりましたが、最初の頃は要領がわからずに試行錯誤して1台1日掛かっていたので、かなり進歩しました。
自分で掃除したので手間と時間は掛かりましたが、金銭的には節約になったので良かったです。
今回気づいた事は、サボらないで1年に1回はクリーニングした方がいいって事です。
※スプレー缶のガスは全部抜けきってから捨てましょう。(火災や爆発の原因になります)